放課後デイケアサービスでのパステルアート

今日は「実のなる木」描いてみました。
「単純な絵」そう感じる方も多いでしょう。
そう、色も少ないし何の技法も使っていない。

多くの人は５分ほどでかけてしまうかもしれない。

でもね

私たちの５分が３０分かかる人もいるし、どれだけ時間をかけて完成しない人もいる。

みんな緑はそれぞれの感じる緑で描いてくれた
ほら、見本とよく似た絵の子もいれば
オレンジ、ぶどうを描いた子もいる。

見本と同じに描かないところがすばらしい！

そして、実の大きさもそれぞれ。
他の子の真似をするわけでもなく、影響を受けるわけでもない、

ただひたすらに描いている。

私たちセラピストは絵を教えるわけではない。
描いた絵を読み解くわけでもない。
その人がその人らしく、絵を描けるように寄り添うだけ。

アートを描くことで、自分の中のバランスがきっと整う。言葉以上に通じ合うもがあると思うよ。

だから、人が理解できるんだよ。障害があってもなくても、立派な肩書があってもなくても、みんな同じだよ。

ナチュラルセラピスト：白鳥　よう子